第22回世界コンピュータ将棋選手権

昨日(5/5)の決勝でGPS将棋が6勝1敗で3年ぶり2度目の優勝。昨年優勝のPuella α(ボンクラーズ)は5勝2敗で準優勝。

GPS将棋は797台のクラスタ構成、コア数は3224。昨年度は約800コアで参加して3勝4敗の6位だったので、コア数を増やしても強くならないように思われたが、今年は見事に優勝した。

準優勝のPuella αのコア数は22。ハード構成が不明だがアピール文には「MPIを用いてクラスタ並列処理を行う」とあるので、コア数は比較的簡単に増やせるはず。

コンピュータ将棋はまだまだ強くなる。

	プログラム名	1	2	3	4	5	6	7	勝	負	分	SB	MD	順位
1	GPS将棋	5○	6○	7○	8○	3○	4×	2○	6	1	0	17.0	12.0	1
2	ponanza	8○	7○	6×	4○	5○	3×	1×	4	3	0	11.0	5.0	4
3	ツツカナ	7○	5○	8×	6○	1×	2○	4×	4	3	0	11.0	6.0	3
4	Puella α	6○	8○	5×	2×	7○	1○	3○	5	2	0	16.0	9.0	2
5	激指	1×	3×	4○	7○	2×	8○	6×	3	4	0	8.0	2.0	6
6	習甦	4×	1×	2○	3×	8○	7×	5○	3	4	0	9.0	3.0	5
7	Blunder	3×	2×	1×	5×	4×	6○	8×	1	6	0	3.0	0.0	8
8	YSS	2×	4×	3○	1×	6×	5×	7○	2	5	0	5.0	0.0	7

http://www.computer-shogi.org/wcsc22/