録画サーバーとして使っていた2TBのハードディスク(Western Digital WD20EARS)が壊れた。少し前からCRCエラーが出てファイルが読み出せない問題が出ていたが、頻発するようになったので読み出せるデータをバックアップして使用を中止した。SMART情報はステータスが黄色表示となっていた。
2011年11月(1年8ヶ月使用)にソフマップで購入したCFD販売株式会社のハードディスクで、RMA(返品保証)の期限内だったので早速Western Digitalへ送り返した。
RMAによるハードディスクの交換手続きに関しては次のwikiが詳しい。海外発送のやり方もリンク先に詳しく書かれている。
HDD RMA情報(http://wiki.nothing.sh/page/HDD%20RMA)
Western Digital(WD)製のハードディスクの場合、大まかな流れは次の通り。
- 故障であることをツールで確認
- WDのサイトからハードディスク診断ツール「Data Lifeguard Diagnostic for Windows」をダウンロードする
- 今回はQuick TestでもFaild「06-Quick Test on drive 2 did not complete!」になったが、EXTENDED TESTでは不良セクターがたくさんあり「08-Too many bad sectors detected. 」とのことで故障確定
- 重要なデータは入っていなかったのでフォーマットだけして済ませた。流出して困るような重要なデータを保存していた場合は、完全消去ツールを利用したほうがいい。
- RMAの保証期限の確認
- WDのサイトでシリアル番号を入力すると保証有効期限が表示される
- CFD扱いの場合、「Western Digital RMA申請手続き」でRMAを有効化した後(申請後10日前後かかると書かれているが、24時間で有効化された)、上記WDのサイトでRMA期限を確認する。
- WD20EARSの保証有効期限は出荷後3年らしく、2013年10月まで(IN WARRANTY)
- RMA番号取得
- WDのサイトの保証サービスから「Standard Replacement」でRMA申請
- ユーザー登録が必要(機械翻訳のため日本語が意味不明で困った)
- ユーザー名と住所は海外発送の宛名として引用されるので英語表記にしておいたほうがいい。
- ログインしてRMA申請する製品のシリアル番号を登録してからRMAを作成
- 「Western DIgital RMA(返却承認) 送り状/明細書」のWebフォームが生成される。
- 送り状の「Print RMA Label(must be attached to your shipment)」というリンクから、RMA番号のバーコード画像が表示される。送付する箱に貼り付けるのに使う
- ハードディスクの梱包
- EMS(国際スピード郵便)
- インボイスを作成する。ここからエクセルのテンプレートをダウンロードできる。送り状に書かれている宛先を写す。内容物には「Hard Disk Drive (In Warranty Replacement)」と記入。
- 送り先のシンガポールはインボイス1枚が必要(EMSの発送に必要な書類)
- 荷物とインボイス1枚を持って郵便局へ(近所の郵便局は土曜日でも15時まで郵便窓口で受け付けてくれた)
- 郵便局に置いてあるEMSラベル(物品用)に記入する(書類用ラベルと間違えないように)。HSコード(例: 内蔵ドライブは8471.70.4065)と原産国(例:Thailand)は送り状に書かれている。
(今回の送付先)
Flextronics Manufacturing (Singapore) Pte Ltd
(Global Service) o/b Western Digital Corporation
No 6, Changi North Way,
# 01-02, APC DistriHub,
Singapore 498795お客様側の要件:
- 送り状/明細書(手書き可能)
- RMA 番号
- ハードドライブあたりの推定価格=$200.00
- 説明(モデル番号など)
- 関税分類番号 (HTS) 内蔵ドライブ = 8471.70.4065 外付けドライブ +8471.70.5065
- 送り状に「In Warranty Replacement」と印刷。これは、ドライブが交換対象であって、新品でないことを示すものとして税関が確認するためです。
- 製造国。 製造国は製品のラベルに表記されています。
- 送料は1,660円(900gまで)だった。エコノミー航空(SAL)便など、日数がかかるがもう少し安く送れる方法もある。
- EMS配達状況は送り状の13桁の番号から追跡できる
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