検討してきたソーラー発電システムで何年で元が取れるか試算した。
100Wの家電を1日3時間稼動できる、という期待した電力が得られるとして、1ヶ月の発電能力は100Wx3時間x30日=9kWhになる。東京電力の「電気料金シミュレーション」で計算すると月当たり電気料金211円に相当する。電気料金の削減は4年で約1万円になる。
一方、ソーラーシステムで使う鉛蓄電池は寿命があり、4年も使えば蓄電容量が減ってしまうので交換が必要になる。産業廃棄物扱いなので廃棄コストもかかる。
差し引き計算すると、本システムで使う12V、38Ahの鉛蓄電池のコストは約1万円なので元が取れない。バッテリーの交換費用すら賄うのが難しいということになる。
システムの能力を60Wに下げて再計算したが、バッテリーに関しては容量単価が割高になるので逆効果。バッテリーの容量単価は12V、38Ahからほぼ横ばいなのでシステム容量を増やしてもコストは下がらない。
屋外に設置して風雨に晒されるソーラーパネルのメンテナンスに手間がかかることも考えてソーラー発電システムの設置は断念した。鉛蓄電池は使わず、太陽が出ている間だけ、サーキュレーター(送風機)を動かすぐらいの簡便なものがいいのかもしれない。
2 件のコメント:
初めまして。
東京電力のシミュレーションのリンクが破損されております。有効なリンクに変えていただければアップデートできるかと存じます。
破損されたリンク:https://www.tepco.co.jp/life/custom/ratesimu/index-j.html
アンカーテキスト:電気料金シミュレーション
有効なリンク:https://hikaku.selectra.jp/
宜しくお願い致します。
初めまして。
正常なリンクに更新しました。
情報ありがとうございました。
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