NASのトラブルが続き、RAIDで冗長性を持たせただけでは安心できなくなった。これまで2台のNASをデータの使用頻度で使い分けていたが、1台にデータをまとめて、もう1台をバックアップ用として運用することにした。
NETGEAR社のNAS(ReadyNAS ProとReadyNAS NV+を使用中)では、管理画面上から設定するだけでバックアップをスケジューリングできる。rsyncを使えばバックアップ元と同期できる。設定方法は下記の通り。
【バックアップ先の設定】 NETGEAR1
ReadyNAS Proの共有名「bakcup」をバックアップ先として設定。
サービス→ファイル・サービス→Rsyncを有効に設定すると、
共有→共有リスト→backupにRsyncのアイコンが表示されるので、これをクリックして次の設定をする。
- デフォルトのアクセス→リード/ライト
- Rsyncパスワードオプション→パスワード保護を有効にする
- Rsyncユーザー名、パスワードを設定
【バックアップ元の設定】 NETGEAR2
ユーザー名: hogehoge、このユーザーの共有フォルダをバックアップする。
バックアップ→新しいバックアップジョブの追加、
- バックアップ元の指定: 「ホーム共有:hogehoge」
- バックアップ先の指定: 「リモート: Rsyncサーバ」
- ホスト:NETGEAR1
- パス: backup
- ログイン: hogehoge, パスワード:****
- ☑圧縮を有効にする
- ☑ターゲットで削除されたファイルを消去します
- ☑FAT32コンパチビリティモードを有効にする
- バックアップスケジュールの指定
- バックアップオプションの指定
- ☑バックアップが完了した後、...バックアップ先のファイルの所有者を共有の所有者に変更します
バックアップジョブ→バックアップボタンの設定で、バックアップジョブ番号を指定しておけば、NASのフロントに付いているバックアップボタンを押すとバックアップジョブを実行できるので便利。
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