2012/09/05

PentiumM Socket 478下駄

だいぶ前(2005年頃)、消費電力が大きかったPentium4用のマザーボードに低消費電力のPentiumMを乗せる下駄があり、その当時ASUSのCT-479という下駄を使ってマシンを組んだ。

CT-479

何年か後に新マシンを組んだときに家族用のパソコンにまわして今でも現役で使っていたが、とうとう立ち上がらなくなった。AGPのディスプレイカード、IDE(P-ATA)ハードディスクにDDRメモリなどの古い規格の予備パーツが残っていたので復旧作業開始。

まずはもっとも故障が疑われるハードディスクを交換してOSのクリーンインストール。ハードディスク容量250GBなのに127GBしか認識しない。そういえばXP SP3をあてたインストールディスクを作成する裏技があったような。面倒なのでそのまま作業を進める。

OSインストールは正常終了したがネットワークにつながらない。マザーボードASUS P4P800SEの箱を探し出して付属CDからネットワークドライバをインストールしてネットワークに接続完了。

途中でマザーボードの時計が狂っていることに気がついた。バックアップ電池が切れて、初期値に設定されてしまったらしい。時刻を設定して再起動したら、日付が進んだためアクティベーション (ライセンス認証)しないとログインできない状態になった。幸いネットワーク設定が完了していたのでネットワーク認証して作業続行。

IE6でWindows Updateを実行したが失敗する。Microsoft Supportのページへ飛ぶと、OSのインストールディスクが古すぎて現在のWindows Updateは動かなくなったらしい。SP1のパッケージをダウンロード、インストールしてWindows Updateが動くようになった。100以上のUpdateがあったので数時間、そのまま放置。最後にSP3をあてて再起動したらまたおかしくなった。XPの起動ロゴが出た後ブラックアウトする。

気を取り直して、故障パーツの特定のためメモリ、ディスプレイカードを順に入れ替えていく。メモリは異常なし。交換するAGPのカードを探索。

カノープスのSPECTRA 5400が出てきた。かつての高級カードがQC PASSで2千円ぐらいで出ていたのを買ったのだが存在を忘れていた。このカードに交換したら正常に立ち上がった。結局、ディスプレイカードの故障が原因だった。

sp5400_d_s

メール設定、プリンタドライバインストールを終えてほぼ復旧完了。Windows XPのサポート期限2014年4月8日までの1年半はこのPentiumM下駄マシンを稼動予定。

0 件のコメント: