2010/12/30

NEX-5で天体撮影

冬になって大気が澄んで星が綺麗に見えるようになってきた。400mmの古い望遠レンズをNEX-5に取り付けて天体撮影に挑戦。

オールドレンズで天体撮影するときのNEX-5の基本設定。

  1. 「セットアップ」→「レンズなし時のレリーズ」→「許可」
  2. 「セットアップ」→「MFアシスト」→「入」
  3. 「明るさ・色合い」→「DRO/オートHDR」→「D-R OFF」
  4. 「撮影モード」→「マニュアル露出」→「BULB」

バルブ撮影にはリモコン(レリーズ)があったほうが良い。シャッタースピードが最長30秒まで設定できるので、セルフタイマーと組み合わせればNEX-3のようにレリーズ機能が使えない場合も代用できる。三脚は必須。

400mmの望遠レンズで夜中に天頂近くにある月を撮影した。絞りは開放、フォーカスは無限遠に設定。

DSC03474_400trim

SONY, NEX-5, f/1, 1/160sec., ISO-1600, 400mm, 2010/12/25 2:55

星座の撮影にはレンズキットの55mmズームレンズのほうが適している。望遠側でオリオン座の全体が視野に入る。

DSC03503_orion

SONY, NEX-5, f/5.6, 5sec., ISO-1600, 55mm, 2010/12/25 3:16

ついでに、カメラを寒い屋外から室内に入れるときは結露に注意。タオルで巻いて徐々に室温に慣らすとよい。

温かい室内から持ち出すときも急に寒い所に出すとレンズ内が結露する。出かける前に外との温度差が小さくなるように玄関に置いておくなどの対策が有効。

2010/12/25

ASUS P5QPL-AMマザーボードのセットアップ

壊れたP5K-EをP5QPL-AMと交換した。CPUファンやケースのフィルターにホコリが目詰まりしていたので掃除機で吸引。

ミドルタワーケースにMicroATXのマザーボードを取り付けたので空間にかなり余裕があるが、リセットスイッチやパイロットランプの端子位置がケース背面寄りなのでケーブルが届かない。ブレッドボード用のジャンパワイヤ(オス・メス)があったので継ぎ足した。

この機会にOSをクリーンインストールした。アクティベーションでライセンスの電話認証が必要になったら面倒なので、マザーボードを丸ごと交換して他のパーツはそのままという状態で組み上げたところ、オンラインで認証が通った(Windows Vista)。

マザーボード付属のCD-ROMでドライバ類をひと通りインストール。ネットワーク、サウンドが使えるようになった。VistaのSP1、SP2と山のようなパッチを当てて、ようやくWindows Updateでアラームが出ないようになるまで3日がかり。

NASにアクセスできなくなっていたのでVistaの初期セキュリティ設定を変更。ブックマークが消えていたが元ハードディスクから取り出すのは手間だったので捨て置き。PDFがインストールされてなかったり、プリンタが設定されていなかったり、必要に応じて追加設定中。

このマザーボード、安く出ていたら予備にもう一枚買っておこう。

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2010/12/19

ASUSマザーボードP5KPL-AM EPUとP5QPL-AM比較

メインマシンのマザーボードP5K-Eが何の前触れもなく壊れた。電源スイッチを入れるとCPUファンが回って最初のBIOS画面が出るが、ハードディスクにアクセスにいかない。このP5K-Eは後継のP5Q-Eが出回り始めた頃(2008/6月)に購入したので約2年半と短命だった。

LGA 775ソケットのCPUとDDR2メモリをそのまま流用できる同じASUSのマザーボードを調べると、MicroATXで5千円ぐらいの低価格マザーボートを2種類見つけた。

  P5KPL-AM EPU P5QPL-AM
CPUソケット LGA775 ←同左
メモリ DDR2 ←同左
チップセット G31 G41
発売時期 2009/6月 2009/8月
価格(amazon) 4,740円 4,723円
kakaku.com口コミ数 648件 70件
 
ASUSTek マザーボード Intel LGA775/DDR2メモリ対応 M-ATX P5KPL-AM EPU
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販売価格は横並び。発売開始時期はほとんど同じなのに、なぜかチップセットが古いP5KPL-AMのほうが口コミ数が圧倒的に多い。斜め読みした限りはP5KPL-AM EPUは初期不良などのトラブル相談が多いようにみえる。

P5KPL-AMはASUSの省電力機構EPUが付いているが、せいぜい数Wの効果しかないようなので(消費電力は60~100Wぐらいになるので5%ぐらいの省エネ)、チップセットの新しいP5QPL-AMを選んだ。

P5K-Eと比較するとPCIが3→2に減る、eSATA端子が無くなる。メモリスロットが4→2になるが、メモリに関しては元々2スロットしか使っていなかったので問題無し。

それにしても今年は最後までよくパソコンパーツが壊れる年だった。

2010/12/18

Western Digital Advanced Format

初期不良交換した新しいWD20EARS-00MVWB0(2Tハードディスク)をWestern Digital社の診断ツールでEXTENDED TEST(所要時間6時間50分)とWRITE ZEROS(同19時間39分)のフルテストを実行して今度こそ問題なし。

101218_WRITE_ZEROS5

次に、このハードディスクをWindowsXPで使うとアクセス速度が遅くなるので、再フォーマット(セクター調整)を実行。

Western Digital社のサイト「Advanced Format Software」に3種類のツールが用意されている。一番左の「WD Align Windows - Powered by Acronis」を使った。ファイルが何もない状態だったので今度は一瞬で終わった。

101216_WD_Align

初期不良トラブルで、2週間かかってようやくハードディスクが使えるようになった。

2010/12/15

WD20EARS-00MVWB0のSmart情報

思ったより早くハードディスクが新品になって戻ってきた。さっそくSmart情報を取得して交換前のハードディスクと比較したが異常ディスクと見分けがつかない。値が違うところに色を付けて(温度や起動回数は値が違っていて問題ないので緑色にして)、見比べてみたが違いがわからなかった。

異常ディスクのSmart情報

属性ID 属性名 限界値 最悪値 生の値
1 読み込みエラー率 200 51 200 0
3 スピンアップタイム 242 21 242 2875
4 スタート/ストップカウント 100 0 100 21
5 代替処理済の不良セクタ数 200 140 200 0
7 磁気ヘッドシークエラー率 200 0 200 0
9 ハードディスク使用時間 100 0 100 72
10 スピンアップ再試行回数 100 0 253 0
11 キャリブレーション再試行回数 100 0 253 0
12 電源ON/OFF回数 100 0 100 15
192 磁気ヘッド緊急回避回数 200 0 200 13
193 ロード/アンロード回数 200 0 200 53
194 現在の温度 120 0 103 30
196 セクタ代替処理発生回数 200 0 200 0
197 代替処理待ちセクタ数 200 0 200 0
198 回復不可能なセクタ数 100 0 253 0
199 UltraDMA CRCエラー数 200 0 200 0
200 データ書き込みエラー数 100 0 253 0

 

正常ディスクのSmart情報

属性ID 属性名 限界値 最悪値 生の値
1 読み込みエラー率 100 51 253 0
3 スピンアップタイム 253 21 253 1066
4 スタート/ストップカウント 100 0 100 10
5 代替処理済の不良セクタ数 200 140 200 0
7 磁気ヘッドシークエラー率 100 0 253 0
9 ハードディスク使用時間 100 0 100 0
10 スピンアップ再試行回数 100 0 253 0
11 キャリブレーション再試行回数 100 0 253 0
12 電源ON/OFF回数 100 0 100 8
192 磁気ヘッド緊急回避回数 200 0 200 7
193 ロード/アンロード回数 200 0 200 15
194 現在の温度 127 0 120 23
196 セクタ代替処理発生回数 200 0 200 0
197 代替処理待ちセクタ数 200 0 200 0
198 回復不可能なセクタ数 100 0 253 0
199 UltraDMA CRCエラー数 200 0 200 0
200 データ書き込みエラー数 100 0 253 0

Smart情報の取得にはCrystalDiskInfoを利用させてもらった。CSV形式でファイルに書き出せる。

引き続きWestern Digital社の診断ツールでEXTENDED TEST中。6時間ぐらいかかると表示されている。

2010/12/14

ハードディスクのフォーマットが終わらない

安くなった2Tのハードディスクを通販した。WindowsXPでフォーマットを始めたがいつまでたっても終わらない。さて弱った。ハードディスクの初期不良にあたったのは初めてだ。XPでは再フォーマットが必要なWestern Digital社のAdvanced Formatの2Tバイトモデル(WD20EARS-00MVWB0)だが、フォーマットが終わらないというのはおかしい。3回やりなおしたが30%後半までくるとフォーマットが先に進まない。相性問題でないかチェックすることにした。

まずはSmart情報を確認した(HD Tuneを使用)。USB外付けハードディスクケース経由でつないでいたが、ハードディスク情報を読み出せなかったので、マザーボードのSATA端子に直結した。Smart情報を読み出せるようになったが、特に警告は出ていない。

HDTune_Health_WDC_WD20EARS-00MVWB0

同じくHD Tuneのスキャンテストを実施。真ん中から少し手前でエラー(damaged)が出た。どうやらこのエラー部分でフォーマットが止まってしまうらしい(あまりにも時間がかかったのでスキャンは半分を過ぎたところで中断)。

101208_2THDD

次に「WesternDigital製HDD友の会 Wiki」を参考にさせてもらって、Western Digital社の診断ツールでEXTENDED TESTを試した。ここでもFAILが出たので、エラー画面のハードコピーを付けてパソコンショップに初期不良交換のため送り返した。

101210e_fail