2020/10/11

スマホを固定電話の子機として使う(つづき)

 別記事で紹介のスマホを固定電話の子機として使う方法ですが、エキサイト光Fitでは使えていません。いろいろ試行錯誤しましたが、結果としてうまくいきませんでした。

IPv6からIPv4に接続するためにエキサイト光Fitではtransix(DS-Lite)サービスを提供しています。これにはtransixに対応した無線LANルーターを使う必要がありますが、そうするとホームゲートウェイ(SIPサーバー 192.168.1.1)とスマホ(SIPクライアント 192.168.11.X)が繋がらないのです。


無線LANルーター(エキサイト光Fit契約で無償提供された)の機能を調べてみたのですが、それらしいルーティングの設定は見当たらず。
ホームゲートウェイの設定には「http://ntt.setup/」とすればスマホからも繋がりますが、スマホのアプリ(AGEPhone)はIPアドレスしか受け付けてくれません。
ホームゲートウェイがtransixに対応していればつながるようになるのでは?と思って調べていると、「ホームゲートウェイがtransix(DS-Lite)に対応」、という記事を見つけました。
少し前の記事(2020/03)だったので実は無線LANルーターは不要だったのかと思ったら、「ホームゲートウェイだけでは、BB.exciteのDS-Lite対応サービスでIPv4 over IPv6接続による通信をすることはできません。」というのがBB.exciteの公式ページにありました。やはりダメでした。
ここには「BB.exciteのDS-Lite対応サービスでは、フレッツ・ジョイントによるIPv4 over IPv6接続用ソフトウェア配信機能を利用しておりません。」と小さく書いてあります。BB.exciteが「フレッツ・ジョイント」に対応してくれないとユーザー側ではどうにもならないみたいです。

あきらめきれずに別の無線LANルーターを追加してホームゲートウェイにつなげてスマホを子機として使えるようにしてみました。

最大の問題はスマホからIPv4のサイトにはつながらなくなることです。古くなって使わなくなったスマホを子機として再利用するのにはいいかもしれません。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も貴殿と同じ悩みで同様の接続方法も考えましたが、異なるSSIDの付与からひかり内線専用スマホが必要になると考え諦めました。
当方のHGWはPR-400NEですのでフレッツジョイントにも対応しないはずで(BB-Exciteが対応していませんが)、今後の期待も望めずONUとルーター部を分離できないかと考えて、HGWのUNIポートからtransixルーターのWANに直接ストレートケーブルを挿したり、HUBを挟んで接続しましたが、transixルーターでtransixを認識してくれません。HGWのUNIポートに挿さっていたLAN端子をHUB経由で接続し、transixルーターのHGWのLAN端子に接続すると、当たり前ですが接続されるため、HUBやケーブルに不具合はないと考えています。
良いことではありませんが、ルーターによってはループ接続で一時的に凌げる製品も存在しています。
私は何としてもスマホをひかり電話の子機として利用したいことから、この結果をBB-Exciteに連絡し、HGWの交換ができないかと持ち掛けましたが、UNIポートからの接続は標準構成ではない、ループ接続は止めてとの回答で、HGWの交換についてはスルーであり、接続できるできないといった結果は別として、サービス提供者のサポートに不信感を憶えてしまいました。

ToMo さんのコメント...

情報ありがとうございます。公開が遅くなってしまいました。
私も普段使っているスマホが子機として使えないとあまり意味がないので、今は使わなくなってしまいました。
光回線を別会社に変えるには手間と費用もかかるのでそのままになっています。